弊社のMIMOSYS®を用いた歯周病の病態予測に関する研究論文が、岡山大学、東京大学、朝日大学の共同研究成果として発表されました
岡山大学、東京大学、朝日大学の研究チームにより、弊社の音声未病分析技術MIMOSYS®を用いることで、心理的ストレスによって惹起される歯周病の発症や悪化を予測できる可能性を示した研究論文が発表されました。
本研究成果に関するプレスリリースは以下の通りです;
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000914.000072793.html
本研究は、国立大学法人岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野の丸山貴之助教、江國大輔准教授、森田学教授、東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻音声病態分析工学の樋口政和特任助教、徳野慎一特任教授、朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座口腔生化学分野の髙山英次准教授で構成される研究チームによって実施されました。
その結果、心理的ストレスをMIMOSYS®で評価した結果と、歯周組織の炎症の変化との間に相関を認めたことから、MIMOSYS®を用いて歯周病の状態を予測できる可能性が示されました。
本成果は、2022年8月2日、スイスの学術雑誌「International Journal of Environmental Research and Public Health」に掲載され、9月29日の岡山大学定例記者会見においても紹介されております。
弊社PSTは、音声から様々な病態をモニタリングおよびスクリーニングする技術を提供しています。その中で、歯科領域においても、弊社の音声解析技術が貢献できるというエビデンスが、今回示されました。この素晴らしい研究成果をもとに、弊社としても歯科領域における技術開発をさらに加速し、音声から全身の健康管理を可能とする次世代の医療・ヘルスケアの実現を進めてまいります。